経営者/管理者層が認識すべきISO 9001:2015版改定ポイントとギャップ分析による適合活動プロセスの明確化

 

品質マネジメントシステム ISO 9001:2015は改訂から1年以上が経過しました。交付から3年以内の移行義務があるため、残り2年更新監査機会において2015年版への適合を進めなければなりません。

2008年版は組織内部の品質管理視点を中心にQMSが組み立てられてきました。2015年版の改定では、企業活動全体を通して、より品質保証的概念が強化されております。
特に「トップマネジメントの責任:リーダーシップ」が大きくクローズアップされました。ISO導入/推進によりどのように組織を導き、その結果として顧客満足へと繋げるかを将来的かつ多角的に見定めることが重要視されています。また、旧版で重要視されていた「品質マニュアル」や「文書体系」の整備が要求事項から除外されました。これは、文書体系整備を基盤とした品質マネジメントシステムではなく、製造品目/サービス提供プロセスと成果に合致する品質システムを「顧客重視の視点」で考え、「自社内で定義して構築すること」へと主眼が移ってきたことに由来します。

これらより、経営者様/上級管理者層様がリーダーシップの位置づけを明確に理解して、企業価値向上のためにISOを推進する転換期になったと言えます。

本コースは、ISO 9001:2015年版について、経営者/管理者層様が新たに認識すべき視点をまとめたマネジメントコースになります。
2015年度版改定のポイント、組織推進に関連して重要視すべき点について理解を深め、旧版システムとのギャップ分析から適合活動プロセスの明確化を図る内容にて構築しております。

第一部(2~2.5h、¥55,000-)
 1-1:ISO 9001とは何か マネジメントと品質の定義/企業活動価
 1-2:ISO 9001の基本構造
 1-3:ISO 9001:2015年度版改定のポイント

第二部(2~2.5h、¥55,000-)
 2-1:リーダーシップとパフォーマンス評価
 2-2:自社システムのギャップ分析(チェックシート方式)
 2-3:ケーススタディ

アウトプット
 ・2015年版適応状況の可視化シート
 ・マネジメントレビューに必要な情報源の明確化
 ・2015年版以降への活動プロセスシート

※:会場はインハウス形式に対応します(別途交通費をご請求いたします)。
  年1回東京駅サピアタワー会場実施を予定しております。
  1部のみ実施、2日に分けて実施、ケーススタディ抜きの時間調整など組み合わせはご調整いたします。
  ISO 9001:2015 IRCA/JRCA主任審査員の力量証明完了者が担当します。