ISO 22716対応 近年の化粧品回収状況/クレーム分析手法とヒューマンエラーの理解

◆コース紹介(新設)

 本コースは化粧品の品質管理/品質保証にフォーカスを当てた新設講座です。業界における回収状況と傾向、18年度に改定された顧客満足/クレーム対応のマネジメントシステムであるISO 10001~10003についてをまとめます。また、品質不良の主原因となる「ヒューマンエラー」の発生因子と他産業において利用されているエラー防止のためのフレームワークを説明します。
 マネジメントシステムの再構築、品質保証の視点から回収やクレーム対応を見直すための最適な講座なります。

◆基本情報

対象 : マネジメント層、製造/品質管理部門リーダー、品質関連業務担当者
開催 : 7月
実施 : 0.5day

◆講座内容

 化粧品産業では、ISO 22716やISO 9001といった品質マネジメントシステムが導入されています。厳格な管理を進めるマネジメントシステムを用いても品質不良の永続的なゼロ維持は難しく、軽微な問題から回収に至る重篤な問題まで発生する可能性があります。
 この講座では化粧品回収案件発生時の関連法規、業界における過去~近年に至る回収状況と傾向をまとめ、回収有無に関わらず顧客満足視点/クレーム対応視点のマネジメントシステムとして18年に改定されたISO 10001~10003の要求事項について解説を行います。また、リスクマネジメントの一環として製造現場において管理が難しい品質不良原因である「ヒューマンエラー」の発生因子と他産業において利用されているエラー防止のためのフレームワークを説明します。

 産業における回収傾向と自社における危害要素の認識、委託先/取引先間を含むクレーム対応に関連するマネジメントシステムの見直し、リスクマネジメント活動として文書や記録では管理が難しいヒューマンエラー要素の理解などにご利用ください。

 

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◆スケジュール/セッション

 1. 化粧品製造における回収の考え方/分類と近年の回収状況
 2. 品質マネジメント 顧客満足/組織の行動規範/組織の苦情対応 ISO 10001~10003解説
 3. リスクマネジメントの基礎/ヒューマンエラーとエラー防止アプローチ