クリーンルームの衛生管理① ~清浄化と消毒の基礎~

◆コース紹介

 本コースはクリーンルームを対象とした衛生管理の基礎として「清浄化と消毒:サニテーション」の基本理解とプログラム構築についてをまとめた内容になります。「清浄化と消毒に関する基礎知識を習得したい」「用意すべき資材や薬剤をチェックしたい」「製造エリアに対するプログラムを組立てたい」「現状プログラムを再確認したい」などのニーズに対応、動画/事例/資材実物などをご用意、基礎内容から学習できるコースです。

◆基本情報

対象 : 製造/品質管理部門管理者、製造エリア従事の全メンバー、衛生管理責任者など
開催 : 5月
実施 : 0.5day

◆講座内容

 GMP/QMS製造エリアに代表されるクリーンルームでは、環境の変化/資材や原材料の持ち込み/ヒトの出入り/設備の連続稼働などにより多くの汚染が発生/蓄積します。この汚染には「塵埃」や「微生物」が含まれるため日常の清掃効果を目視確認することが難しく注意が必要です。
 清掃活動について「慣例的作業の繰り返し」「効果検証機能が不十分」の場合、エリア内の慢性的な汚染、作業自体による汚染の高濃度拡散などの事例が多く、異物混入の可能性、昆虫/鼠族類の発生、モラルハザード増加などの懸念へと繋がります。
 これらから医薬品/化粧品GMPをはじめ各ガイドラインには、クリーンルームの重要管理項目として「サニテーション(清浄化と消毒)プログラム」を構築/運用することが求められています。

 本講座はクリーンルームなどの管理エリア環境に対するサニテーションについての基礎理解を深め、適切な資材/薬剤の選定、作業方法の習得、プログラムの組み立て、効果検証方法までをまとめた基礎コースになります。

 微生物/異物の管理が要求されるエリアに対応するプログラム構築、製造現場への教育訓練、セルフチェックによる問題点抽出、取引先の管理レベルチェックなどにご利用ください。

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◆スケジュール/セッション

 1. 清浄化と消毒の基礎
 2. 工程/用具/薬剤の理解
 
3. サニテーションプログラムの組み立て
 4. プログラムのチェックポイントと有効性評価