マネジメント/基礎:クリーンルーム入場者へ向けた初期トレーニング ~個人衛生管理とヒューマンエラー~
このような方に・・・
・従事者や入場者を対象とした個人衛生に関する教育訓練機会を設定したい
・個人衛生管理おける基本的資料を学びたい
・異物混入などの対策として個人衛生管理のレベルを引き上げたい
・管理が難しいヒューマンエラーについて基本的な考え方を学びたい
要旨
衛生管理は、自分自身と身の回りの衛生について注意深い意識を持つことから始まります。これは製造現場に携わる全ての要員の前提条件であり「何が清潔であり」「何が不潔であるか」の正しい認識を身に着けることが必要になります。特にクリーンルームではヒトが大きな汚染源になり、時として毛髪類混入や微生物汚染拡散など重篤な品質不良へとつながるため、この認識は個人ではなく組織全体として持つことが求められます。
本講座は、全てのクリーンルーム入場者が持つべき基本知識/技術として、パーソナルハイジーン(個人衛生)に焦点を当て構成しております。
衛生管理に必要となる基本項目、管理エリア入工時に認識すべき心構え、手指衛生管理、更衣管理、行動規範など、具体的な衛生管理項目についてデータ/事例を含めて解説します。(手洗い方法、無塵衣へ更衣時注意点などの動作については一部O-JT形式を含めて説明)
また、自社員/外部入場者を対象として管理者が行うべき初期トレーニング、難しいとされるヒューマンエラーについて発生因子と防止へのアプローチをまとめ、個人衛生の意識を組織へ浸透させるために必要となる「教育訓練の機会」についてフォーカスを当てます。
GMP対象区域/清潔管理エリアにおける個人衛生管理の構築、人由来汚染要素を最小限に抑えるための基礎構築、製造現場向け/外部入場者向けの教育訓練構築のために最適なコースです。
セッション
-1. 個人衛生管理の要求事項
-2. 管理エリア入場時の基本習得動作
-3. 入場者向けトレーニング機会の設定
~ヒューマンエラー因子の理解/エラー防止へのアプローチ~
会場/時間/日程/費用
日本薬学会 長井記念館 13:10~16:40終了予定 (受付は12:50~)
※:ヒューマンエラー対策に関しては8月実施のリスクマネジメント講座に詳細セッションがございます
合わせてご参加検討ください